えちごトキめき鉄道が、観光列車「雪月花」の特別企画「イタリア料理と日本海の夕日」を追加運行

5月28日に予約受付を開始

えちごトキめき鉄道株式会社(上越市)は22日、7月に運行を計画しているサンセットディナートレイン「イタリア料理と日本海の夕日」を追加運行する、と発表した(下写真と動画は7月の運行に向けて5月22日に行った試運転の様子)。

7月20、27日の運行を計画しているが、予約開始から、わずか1時間半で完売となったことから7月31日に追加運行することを決めた。予約は5月28日10時から電話(025-543-8988)で受け付ける。

「イタリア料理と日本海の夕日」は、観光列車「雪月花」の運行3周年を記念した特別企画で、雪月花に乗車して、日本海の美しい夕日をイタリア料理とともに楽しむ。直江津駅を午後6時40分ごろに出発し、海岸のすぐそばにある有間川駅で途中下車し、上越市のイタリアンレストラン「トラットリア ラ・ペントラッチャ」が保有するキッチンカーの石窯で作った、焼きたてのピッツァを食べることができる。

その後、糸魚川駅まで向かい、同駅で折り返して直江津駅へと戻る。車内で提供される料理もラ・ペントラッチャが提供する。また夕日が沈んだ後も、(一社)照明学会主催の賞に輝いた「照明で照らされた空間」などを楽しむことができる。2時間10分の旅で、募集定員は37人(1運行あたり)。料金は大人1万6000円(税込)、子供料金はないという。

えちごトキめきリゾート雪月花は2016年4月以降、これまでに678便を運行し1万7100人が乗車している。越後杉や安田瓦など県産素材を使ったインテリアが設置された車内では、国内最大級の大きな車窓から望む雄大な景色を眺めながら、地元食材を使った本格的な料理などを堪能することができる。また途中下車のまち歩きなどのコースもある。

雪月花
https://www.echigo-tokimeki.co.jp/setsugekka/

(上写真4枚)社内の様子

(上写真3枚)有間川駅で途中下車し、上越市のイタリアンレストラン「トラットリア ラ・ペントラッチャ」が保有するキッチンカーの石窯で作った、焼きたてのピッツァを味わう。

私鉄では最も長いとされる11・353キロメートルの頸城トンネルの中にあるユニークな地下駅「筒石駅」。

糸魚川駅にて

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