マルソーが新潟市西蒲区に事業所内託児所を開設
総合物流業のマルソー(三条市)は1日、同社で最も多くの女性が働く新潟市西蒲区打越の事業所(新潟巻潟東SLC)内に、事業所内託児所「巻潟東わくわくちびっこ園」を開設した。新潟巻潟東SLCでは来年、100人弱いる人員を倍増する予定で、今後、多くの女性を採用することから、人材確保に向けて開設した。
巻潟東わくわくちびっこ園は、定員12名。当面の利用は数名で、定員には達しないが、先述の通り、今後多くの女性を採用することから、人材確保に向け開設した。従業員が増加し、利用者が増えた場合は2階を使って定員を増やすことも検討している。
運営は、同車の子会社で、人材派遣や社内保育所の開設支援・受託運営などをてがけるファースト・ブレインが担当する。
利用の際に、親が持参するものを少なくなるようにしたという。例えば、託児所にはハンモックベッドがあることから“お昼寝布団”は不要で、タオルケットだけ持っていくだけで済む。
利用料は、従業員の子供が利用する場合で、月額5000円(昼食代込)。じっさい昼食代で7000円の費用がかかっていることを考えると安いといえる。地域の子供が利用する場合は、0歳児で月額3万円、1~2歳児で同2万円となっている。
マルソーでは今年2月、本社敷地内に、国の企業主導型保育事業の補助を受けた施設として県内第1号となる事業所内託児所「月岡わくわくちびっこ園」を開設している。