新潟市江南区の土地からベンゼンを検出

新潟市は22日、江南区亀田新明町5丁目にある事業所跡地で、有害物質であるベンゼンが基準値を超えて検出されたと発表した。土地所有者が4月22日に行った自主調査の結果判明したもので、5月22日付で市に届け出があった。

基準値0・01mg/L以下に対し、0・058mg/Lを検出。市では今後、周辺の井戸の設置状況を確認し、地下水調査を実施する。また地下水を飲用している人がいる場合、引用しないよう指導するという。

ベンゼンは合成樹脂、染料、農薬、消毒剤の原料などに含まれ、発がん性があり、白血球やリンパ球を減少させるといわれている。

写真はイメージです。

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