元横綱の日馬富士公平氏が彌彦神社に国技館優勝額を奉納
平成25年11月場所で優勝した際の優勝額
元横綱(第七十代)の日馬富士公平氏は27日、新潟県モンゴル交流協会の総会出席や、彌彦神社(弥彦村)に国技館優勝額を奉納するため、新潟県を訪れた。
彌彦神社に奉納した優勝額は平成25年11月場所で優勝した際のもの。縦3・2メートル、横2・2メートルの巨大な優勝額には、土俵入り時のせり上がりシーンが描かれている。昨年奉納された現役時代の「綱」と「化粧まわし」とともに、彌彦神社境内の社務所に飾られた。日馬富士は、「優勝額を奉納することによって、皆様に元気と勇気を与えられたらいいなという気持ちです。相撲を知って興味を持ってもらえたら嬉しい」と話していた。
日馬富士は一昨年横綱を引退し、現在は伊勢ヶ濱部屋のコーチを務める。彌彦神社には、2015年に境内に新しく相撲場が建設されてから毎年合宿に訪れている。
なお、日馬富士はこの日、伊勢ヶ濱部屋越後之国後援会会長の渡部吉信氏(彌彦神社宮司)、(一社)どすこい越後理事長の髙橋道映氏(新潟日報相談役)とともに新潟県の高井盛雄副知事も表敬訪問している。