株式会社塚田牛乳(新潟市江南区)が創業120周年の節目を祝して「塚田牛乳シンボルマーク」を制定
牛乳・乳製品の製造業の株式会社塚田牛乳(新潟市江南区)は11日、「塚田牛乳シンボルマーク」の制定を発表した。
今年で創業120周年となる同社は、4月に塚田忠幸代表取締役社長が5代目代表に就任。このことを皮切りに、SNSの活用や新商品の開発など、新しい取り組みを展開しているという。その取り組みの一つとして、120周年の節目を祝してシンボルマークを制定することなり、今回の発表に至った。
新しいシンボルマークは、同社商品の200ml入りの青色の牛乳瓶(この象徴的な青色は塚田ブルーと言われている)をイメージしたデザインとなっている。この200ml入りの青色の牛乳瓶が12月で終売となり、180ml入りの赤い瓶の商品のみに統一されることから、シンボルマークとして残すことで昔から親しまれてきた塚田牛乳の良さを残しつつ、横文字にすることで新しい塚田牛乳を様々な人に知ってもらうことを目的とする。
また、「地元に根ざした企業でありたい」との思いから、デザイン事務所であるbellecoure(新潟市中央区)の小池伸一氏にシンボルマークのデザインを依頼。小池氏は昨年同社の新商品として発売した、「塚田ベルギーワッフル」のパッケージなども手がけたという。
同社は今後、年内に同社商品のECサイトを立ち上げるほか、過去に終売となった商品の復刻版の発売、オリジナルマスクなどの商品の販売、乳飲料以外の飲料の開発など様々な方向で新しい取り組みを展開する予定だ。
塚田代表取締役社長は、「塚田牛乳がさらにグローカルに認知されていけばいいなと思い、この度シンボルマークを制定した。120周年という歴史はあるが、伝統を生かしつつ新しいことに挑戦していきたい」と今後の展望を話していた。
なお、今回のシンボルマーク制定にあたり、抽選で「塚田牛乳シンボルマークマスク」を50人にプレゼントするキャンペーンを11日から開始した。はがきに自身の牛乳の思い出を書いて必要事項(郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号)を明記の上、同社宛てに郵送することで応募が可能。応募期間は8月11日から9月11日までとなっている。