新潟市在住の女性が約100万円を騙し取られる特殊詐欺事件、江南警察署が捜査を開始

江南警察署

江南警察署が13日までに、新潟市在住で60歳代の女性から特殊詐欺(還付金詐欺)被害の届出を受理し、捜査を開始した。

被害者の女性は12日午前10時30分ごろから11時頃にかけて、自宅へ新潟市江南区役所や金融機関の職員を名乗る男からそれぞれ電話があり、「介護保険を払いすぎているので、3万2,000円が戻る。手続きは口座振込が早い」や「通帳とカードを持って金融機関へ行ってください」などと言われたという。

女性が指示された通り金融機関へ向かうと、携帯電話へ男から電話があり、その誘導に従って現金自動支払機へ自身のキャッシュカードを入れて操作した。その後女性は、自分の口座から他人名義の口座へ約100万円を送金したことがわかり、騙されたことが判明した。

江南署の担当者は「電話でのお金の話は、まず詐欺を疑ってほしい」と話すと同時に「今回の事件では、金融機関の職員に詐欺を疑われないよう、窓口ではなく現金自動支払機へ誘導している。怪しいと思った時には、すぐに周りの人へ相談してほしい」と注意を呼びかけた。

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