新潟市の専門学校の留学生がおにぎり作りを体験
米は専門学生たちが栽培・収穫したコシヒカリを使用
新潟農業・バイオ専門学校(新潟市中央区)は31日、同じくNSGグループの新潟デザイン専門学校(新潟市中央区)に留学中の学生を招き、日本食を象徴する「おにぎり作り」を行った。
おにぎり作りには、同専門学校の農業系・バイオテクノロジー系の学生15名、米・モンセラート美術大学からの留学生14名が参加。先生からレクチャーを受けた学生たちは、好きな具材を詰めたおにぎりを作る間、少しの英語とジェスチャーを交えながら国際交流を楽しんでいた。
おにぎりに使われた米は、専門学生たちが授業で栽培・収穫したコシヒカリ。一緒に提供された味噌汁の味噌も大豆から醸造したものだという。作りたてのおにぎりを食べた留学生は、「(アメリカにある)日本食のレストランとは比べものにならないほど美味しい」と、とても感激した様子だった。
新潟デザイン専門学校は、米・モンセラート美術大学との教育提携から、毎年1か月ほど短期留学生を受け入れている。今年4月に農業・バイオ専門学校の隣に校舎を移転したことから、「日本食に触れてほしい」と農業・バイオ専門学校の声かけにより初めての試みとなった。