「気持ちよく海水浴を」小中学生が海岸清掃〜村上市山北地区
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小中学生が協力して作業した
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旧山北町で使用されたマークをデザインに取り入れたオリジナルの手袋
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清掃には地区住民らも参加した
山北地区まちづくり協議会では、この清掃活動に役立ててもらおうとオリジナルの手袋を制作。滑り止めのゴムには村上市として合併する以前に、旧山北町で使用されていたというマークを加工したデザインは、地域おこし協力隊の川村悠樹隊員によるもの。参加者らは、山吹色の手袋を着けて作業にあたった。回収したゴミは、ペットボトルや空き缶、発砲スチロールなどの漂着ゴミが大部分。異年齢同士でチームをつくり、協力しながら汗を流した。
碁石海岸でペアになり作業していた小学4年生の岩佐大希君(9つ)は「勉強の話などもしながら、楽しく作業できた。たくさんの人に海水浴にきてほしい」、中学1年生の佐藤史悠さん(13)は「思っていたよりゴミは少なかった。岩佐君もがんばってくれたので、話しながらでもスムーズに回収できました」と笑顔で話していた。
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毎夏、多くの海水浴客が訪れる碁石海岸
村上新聞2019年6月9日号