株式会社信越(新潟市中央区)が破産申請へ、負債総額は2020年5月期時点で3億3,774万円

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社信越(新潟市中央区、資本金3,200万円、吉田明社長、従業員23人)は、7月末に事業を停止し、事後処理を伊藤宏弁護士、今野江里子弁護士(新潟中央法律事務所、新潟市中央区)を代理人として貼紙を出し、破産申請の準備に入った。負債総額は、2020年5月期時点で3億3,774万円。

同社は1959年4月に個人創業、1964年12月に法人化し、水道工事を主体とした土木工事と管工事を手がけてきた。創業から62年という長い業歴のなかで、新潟市の水道局から元請受注する排水管布設工事を主体に受注基盤を形成し、1998年5月期には6億8,783万円の完工高を計上していた。しかし、既往から低調な損益推移により内部留保の形成は先送りにされてきたことで、外部資金依存の高い財務体質となっており、今回の事態に至った。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓