元巨人・加藤健さん〜野球の楽しさ伝えて【村上新聞】
プロ野球・読売ジャイアンツの元捕手、加藤健さん(聖籠町出身)が7日、村上市の金屋保育園を訪れ、体を動かすことや野球の楽しさを伝えた。
これは“カトケン”の愛称で親しまれた加藤さんが現在、球団社長補佐や普及コーチとして所属している新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(BC)が手掛けるスポーツ振興事業「ベースボールキッズ」によるもの。年長・年中児あわせて42人が、“カトケンコーチ”と、球団スタッフの斉藤雄太コーチと一緒にボールやバットに親しんだ。
園児らはボールの取り方、投げ方、バットの振り方を体験。投げ方は、コーチ陣が細かな体の動きをコマ送りのようにていねいに紹介。打撃は、バッティングティーに乗せたボールを幅広のバットで打つことで、園児全員が打撃の手応えを体感した。
のびのびと体験していた大島瑠真ちゃんは「打つのが面白くて野球が好きになった。みんなでやってみたい」と笑顔。加藤さんは「村上では初開催。子どもたちも元気いっぱいで、試合と同じくらい体力を使ったが、とても楽しかった」と笑顔で話していた。
村上新聞2019年6月16日号