次期衆院選新潟2区から出馬予定の高倉栄氏が燕支部事務所(新潟県燕市)を設置
次期衆院選に新潟2区から出馬することを表明している高倉栄氏は21日、国民民主党新潟県第2区総支部の燕支部事務所を新潟県燕市内に設置し、設立会の挨拶の中で「全国が均等な発展を目指していく、新しい日本の形をつくることが私の大きな役割であり決意。この燕、新潟から新しい日本をつくりあげていく」と語った。
設立会は新型コロナウイルス感染予防の観点から参加人数を絞るため、2部制にして参加者を分散して開催。1部には連合関係者など20人ほどが参加し、会の冒頭には国民民主党の玉木雄一郎代表からのビデオメッセージも上映された。
玉木代表はビデオメッセージの中で「新潟2区は自民党の代表が分裂したこともあって、全国的にも注目度の高い選挙区となっている。その中で旧民主党のまさに“ラストサムライ”。私たち国民民主党が自身と責任を持って、推薦した公認候補者」と話した。
挨拶に立った国民民主党新潟県連代表代行で新潟県議会議員の上杉知之氏は「高倉氏は広い選挙区の中を走り回っているが、この燕の事務所ができることで、また一つ地に足がついた活動ができると考えているので、皆様からも力をお借りしたい」と呼びかけた。
連合新潟の牧野茂夫会長は「連合新潟としては現在、高倉氏は支持という形だったが、19日の幹事会で推薦に切り替えるということを確認した。来週開かれる執行委員会で再度確認し、中央本部へ上げることになるため、今月中には連合本部の推薦が得られる。そうすれば、新潟県内でも力の入れ具合が高まる」と明らかにした。
また牧野会長は「新潟2区は自民党の公認候補をどちらにするかという点に焦点が当たっており、高倉氏もどちらが公認になるかによって戦い方も考えていかなくてはならない」とも語った。
高倉氏は挨拶の中で「新潟県は毎年2万人ずつ人口が減り、そのうち6,000人が首都圏へ出て行く若者。首都圏・東京一極集中の打破がコロナ禍においても課題である」と話し、その要因となる最低労働賃金や医療体制などの地域格差を是正して「全国が均等な発展を目指していく、新しい日本の形をつくることが私の大きな役割であり決意」と訴え、最後はガンバローコールで会を締めくくった。
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