新潟県柏崎市で「えんま市」が16日まで開催(※16日は悪天候のため中止となりました)
パッケージが新しくなったばかりの良寛コーヒーも先行発売
柏崎市の初夏の風物詩、「えんま市」が16日まで開かれている。柏崎駅から歩いて6分ほどのニコニコ通りや市民プラザ前の通りなど全長およそ1キロメートルに450ほどの露店が目白押し。毎年20万人ほどが訪れており、今回も同様の人出を見込んでいる。
たこ焼き、焼きそば、チョコバナナ、金魚すくいなど夏祭りの代名詞ともいえる屋台が多く並ぶ中、ニコニコ通りにあるまちかど研究室前ではパッケージが変わったばかりの「良寛コーヒー」が先行発売されている。価格は1個100円。これは、地元柏崎市の新潟工科大学と株式会社良寛(出雲崎町)、柏崎信用金庫が産学金連携でリニューアルし、8日に開かれた工科大祭で初お披露目されたもの。
今夏予定している店頭販売を前に、えんま市で並べた。取材した15日の13時過ぎで、すでに100本以上が売れていた。担当者は「パッケージの評判も売れ行きも非常にいい」と手応えを感じていた。
えんま市は文政年間(1818-1829)に現在の露店の形に変わって、およそ200年の歴史を持つ。市民プラザ前の通りにあるえんま堂にちなみ、県内外から多くの来場者で賑わう。