新潟県三条市で全国の作家の作品が並び購入できる「三条クラフトフェア」が開催
16日は荒天のため中止
全国の作家が作った工芸品が一堂に並び、購入もできる「三条クラフトフェア」が15日、三条市内で開催された。北海道から熊本まで37の都道府県から、188のブースが出展。多くの人で賑わった。当初、会期は16日までだったが、暴風雨が予想される上、15日の開催時にも一部ブースのテントが壊れたことなどから中止が決まった。
三条クラフトフェアは今回で12回目。毎年2日間で4~5万人が来場する人気イベントになっている。今回は会場となった槻の森運動公園の駐車場を使用禁止にし、三条市役所や三条防災ステーション、三条市総合福祉センターの駐車場を開放。無料のシャトルバスで結んだ。
出展された作家の作品は木工、ガラス、陶器、染織・布、皮革、金属加工、竹、あみ組細工、切り絵、紙・粘土、版画など多彩な顔ぶれ。キッチンカーも駆けつけ、現地では個人やカップル、家族連れなどがそれぞれの作品を目で楽しみ、購入する姿が見られた。
16日は大事をとって中止を決定したが、「これまでやってきて多分初めてだと思う」と事務局では話していた。