新潟県の小千谷市民会館で「クールジャパン推進会議in新潟」が開催される②

“クール新潟”、“クール小千谷”の戦略

地方のクールジャパン資源の発掘・発信を目的に、クールジャパン戦略担当大臣が、知事や有識者とともに、地域の様々な魅力を発信していく方策などを話し合う「クールジャパン推進会議in新潟」が小千谷市の小千谷市民会館(大ホール)で開催された。

会議は2部構成で開催された。第2部では、「新潟の豊かな地域資源『雪・水』の恵みが育む上質な文化~克雪から親雪・利雪へ~」というテーマになっていたが、このテーマに関わらず、パネラー(パネラー名は下記チラシに記載)は、“クール新潟”、“クール小千谷”の戦略を、それぞれの立場から語っていた。

具体的には、「平井卓也クールジャパン戦略担当大臣も(冒頭のあいさつで)『百人いれば百通りのクールジャパンがある』と言っていたが、まずは次から次へとコンテンツ(錦鯉、日本酒・食、景色など)が現れる動画など入り口を広げておくことが重要。入り口をくぐっもらったら、関心を示したコンテンツの“深み(背景にある歴史など)”を見せると“深みにはまっていく(興味を持つ)”外国人は多い」「(中越地区の玄関口である)長岡駅に降りても錦鯉のPRがない。プロジェクションマッピングまでいかなくても、駅に降り立った時に錦鯉に関心を持ってもらう仕掛けが欲しい」などといった意見が出ていた。

このほか、「外国人は、漬物を付けている光景やな大根をほしている光景など発酵文化が好き。新潟にも発酵文化は多いので活用できる」といった意見が出ていた。

平井大臣は、「日本のyoutubeの再生回数は低いのは英語で発信していないから。英語では発信してみてはどうか。小千谷には様々なコンテンツ(錦鯉、小千谷縮、牛の角突き、四尺玉花火など)がある。一気にブレイクさせるのは難しいが、一つ一つブレイクさせていけらたら、日本のクールジャパンの中心地になる」などと総括していた。

(クールジャパン推進会議in新潟 チラシ)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/159/305/cooljapan_675470,0.pdf

第2部

平井卓也クールジャパン戦略担当大臣

花角英世新潟県知事はあいさつの中で、雪や雪解け水が新潟の豊かな食、伝統をはぐくんきたことを紹介。またスノーリゾート新潟の魅力についても語っていた

大塚昇一小千谷市長はあいさつの中で、小千谷縮、牛の角突き、おぢや風船一揆、片貝まつりの四尺玉花火など小千谷市のキラーコンテンツを紹介していた

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