創業120年の「岡村葡萄園」出荷最盛期に突入
自家製ぶどうを使用したワインボトルも販売
中ノ口川流域の肥沃な土地で100年以上ぶどう栽培を続ける岡村葡萄園では、9月に入り、出荷の最盛期を迎えている。
創業6代目の岡村直道氏は、「今年は天候の関係で収穫が多少遅れ気味でしたが、ここに来て生育も持ち直しています。これから11月初めまでは地方発送などもあり、息つく暇もない忙しさです」と話す。現在はシャインマスカット、ピオーネ、ロザリオロッソなどの品種が最盛期だとのこと。
一方、同葡萄園では今年120周年を迎え、それを記念して「甲斐路(かいじ)」という自家製のぶどうを使用した「甲斐路ブラン」と「甲斐路ペティアン」のワイン記念ボトルを販売した。両方ともすでに売り切れてはいるが、発泡ワインの「ペティアン」は10月に再販売を予定しているそうだ。