新潟県教育委員会が交通加害事故や女子生徒へ抱きつく不適切行為などで教職員3人を懲戒処分
新潟県教育委員会は24日、県の教職員3人に対して懲戒処分を行ったと発表した。
上越地方の中学校の20歳代男性教諭は、SNSで会うようになった女子生徒へ複数回抱きつくなどの行為をして停職3ヶ月に
当該教諭は昨年12月ごろから自校の女子生徒とSNSを介して連絡をとるようになったという。その後、2月から3月にかけて同生徒と校外で会うようになる中で、手を握ることや身体を抱きしめるなど、不適切な行為を行った。
その後、同生徒から話を聞いた別の生徒が心配して学校へ相談し、行為が発覚。県教育委員会によると、当該教諭と生徒は互いに好意を持っていたと言うが、教諭は「生徒の見本となって指導する立場でありながら、感情のままに生徒とこのような関わりを持ってしまったことを深く反省している」という。
県では生徒・児童との私的なSNSでのやりとりの禁止や、同様の行為の防止するためのチェックシートなどを実施する通知を今後発出する予定である。
中越地方の中学校の50歳代男性教諭は、女子生徒へハグをしようとしたとして減給(10分の1)1ヶ月に
当該教諭は3月下旬、転勤に際して生徒へ別れの挨拶をする中で、自校の女子生徒へ握手をした後にハグをしようとした。その際に生徒は一時混乱し拒絶する素振りを見せたが、教諭はハグを強行し、生徒へ精神的に強い不安を与えたという。
その後、被害女子生徒の保護者が学校へ報告したことで事案が発覚。教諭は転勤前の挨拶という場面で感情が昂まり、衝動的に行為に及んでしまったことを認めている。
上越地方の特別支援学校の50歳代男性職員(用員級)は、交通加害事故により減給1ヶ月に
当該職員は3月、退勤途中に立ち寄ったガソリンスタンドから出る際に、車道との間にある歩道の手前で一時停止をせず、歩道を歩いていた男性へ衝突し、左下腿開放粉砕骨折など加療約3ヶ月におよぶ怪我を負わせた。
当該職員はすでに6月に罰金70万円の刑事処分を受け、また7月に運転免許停止60日間の行政処分を受けている。