うみがたり1周年記念イベントが開催
会場を巡回バスで結んで上越市内6カ所で開催
上越市立水族博物館「うみがたり」のオープン1周年を記念したイベントが、同館をはじめとする市内6カ所で22、23日に開かれた。イベントは地元商店街などで構成する直江津まちづくり活性化協議会が主催。会場を巡回バスで結び、県内外から多くの人が訪れた。
テーマは「直江津のまちなかイベント」。うみがたりに来た人に直江津地区のまちなかをふらふらと散策してもらうのが狙いだ。会場は、うみがたりのほか、直江津駅近くの互の市広場、直江津ショッピングセンターエルマール、ライオン像のある館、五智歴史の里会館、三八市通り。地元の新鮮な魚をメーンとしたグルメの提供や、県内各地の新鮮な野菜、佐渡汽船による佐渡の魅力紹介イベントなどが繰り広げられた。また、各会場を回って問題を解く「謎解きイベント マゼランペンギンを救出せよ」も実施。多くの親子連れが頭を悩ませながら楽しんでいた。
取材した日曜日は、県外からの観光バスも多く来場。昼どきはグルメ屋台に多くの列ができていたほか、周辺の飲食店も軒並み満杯になるほど盛況だった。実行委員長を務めるどうきょうぎかいの新井康祐氏は、「このイベントをもとに『うみがたり』との連携をもっと考え、また来年以降もできれば継続開催したい」と話していた。
うみがたりは2018年6月26日にグランドオープンした。上越市立ではあるが、レジャーランド「横浜・八景島シーパラダイス」などを運営する西武グループの横浜八景島(横浜市金沢区)が指定管理者として運営に当たっている。