「WORKMAN Plus」が新潟に初出店。3店同時オープン
作業服屋のイメージを一新し、女性など一般客の取り込みを図る新業態
「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」が明日27日、新潟県の山木戸(新潟市)、新発田(新発田市)、直江津(上越市)に3店同時オープンする。
「WORKMAN Plus」は、作業服・作業用品とアウトドアウェアを取り扱う「WORKMAN」の一般顧客向け新業態店。「高機能×低価格」をコンセプトに、これまでの機能性に加えて、デザイン性の高いもの、ユニセックスの豊富なサイズを用意した商品を数多く取り扱う。また、入りやすい白を基調とした外観、陳列、照明などアパレルブランドのような演出で一般客の取り込みを図る。
昨年9月、東京都立川市の「ららぽーと立川立飛」に1号店をオープンしてから各地に展開し、6月末には29店舗となる。様々なメディアでも取り上げられ話題を呼び、今年「日経TRENDY 2019年上半期ヒット大賞」を受賞した。
プライベートブランドのアウトドアウェアの「FieldCore(フィールドコア)」、スポーツウェアの「Find-Out(ファインドアウト)」、レインスーツの「AEGIS(イージス)」を中心に、1700アイテム、約2万5000点の商品を取り揃える。プロ向けの作業用品の品揃えはこれまでと変わらないが、一般客向けの防水性や動作性などに優れた高機能ウェアの陳列を工夫し、レディースコーナーは従来と比べ3倍のスペースを確保。プロ顧客以外の一般客への売り上げ比率を、現在の20%から40%に引き上げることを目標としている。
「WORKMAN」、「WORKMAN Plus」を展開する株式会社ワークマン(群馬県) は、作業服を販売する小売店として全国で圧倒的なシェアを誇り、現在フランチャイズ小売店は840店舗にのぼる。今後の新規出店はすべて「WORKMAN Plus」とし、2025年には1000店舗、年商1000億円を目指すという。
なお、県内では来年3月までにあと2店舗の出店が予定されている。