三条市内でノロウィルスによる食中毒が発生

患者は全員快方へ

6月24日午後2時頃、6月22日に三条市内の飲食店「キママニ食堂」を利用した2人中2人が下痢、おう吐、腹痛などを呈している旨、患者から三条保健所に電話があった。

同所が調査した結果、6月22日および23日に同飲食店で提供された食事を喫食した189人のうち、連絡の取れた9グループ34人中、4グループ5人が、23日午前9時頃から、下痢、おう吐、腹痛などの症状を呈していたことが判明。検査の結果、4グループ5人の患者及び調理従事者4人の便からノロウイルスが検出された。

同所は、患者に共通する食事が同飲食店で調理された食事に限られること、患者および従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。なお患者は全員快方に向かっている。

一方、三条保健所はキママニ食堂に対して行う措置は以下の通り。
・営業停止処分6月28日(1日間)(営業自粛6月24日から27日までの4日間)
・調理施設の清掃消毒、調理器具・設備の洗浄消毒、従事者の健康管理の徹底を指示
・調理従事者に対して衛生教育を実施予定

なお今年6月27日現在、県内での食中毒発生状況は、件数13件(昨年同期7件)、患者数174人(同55人)となっている。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓