新潟県村上市が市内の新型コロナウイルス感染拡大に伴い一部の公共施設の利用を制限

新潟県村上市の高橋邦芳市長

新潟県村上市の高橋邦芳市長は27日に定例会見を開き、市内の感染状況や、それに伴う市内公共施設の利用休止などについて説明した。

村上市内では8月に入り新型コロナウイルス感染患者が26人確認され、特に18日から24日の期間には週あたり12人の感染が確認されている。こういた状況から同市では、市の感染拡大防止対策実行の目安とガイドラインに則り、対策レベルを3に移行。一部公共施設の利用を制限する措置を25日からとっている。

休止する公共施設は、市内公民館や子育て支援センターといった教育や子育て、スポーツ施設など。また、市の指定文化財である旧岩間家住宅や、村上歴史文化館、イヨボヤ会館など観光へ関連する施設も休止する一方で、道の駅「神林」や笹川流れ夕日会館など一部の施設は現状利用可能である。公共施設の休止状況については、下記の村上市webサイトを参照。

【関連リンク】
村上市webサイト 「市内公共施設の休止について」

 

なお、対策レベルの引き下げについては、市内だけでなく県や国の状況を見て決定していくといい、高橋市長は「小・中学校の2学期が始まっていることも含めると、十分体制が見通せる状況になるまでは安全を徹底しておいたほうがいいと考えている」と話した。

 

【関連記事】
新潟県村上市の高橋邦芳市長が定例会見、64歳以下のワクチン接種や東京五輪スケートボード事前合宿地選定について発表(2021年6月29日)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓