キタックが2021年10月期第3四半期決算公表、広川測量社の全株式取得で相乗効果

株式会社キタック(新潟市中央区)は27日、2021年10月期第3四半期決算(連結)を発表した。

売上高は21億4,400万円、営業利益6,100万円、経常利益1億100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益7,800万円となった。

同社は国、地方公共団体をはじめとする公共部門との取り引きが主体であり、納期などの関係から、売上高が特定の四半期に偏る傾向にある反面、経費は概ね各四半期に均等に発生することによる季節変動がみられるのが特徴という。また、キタックは2021年10月期第2四半期連結会計期間から四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期比については記載していない。

なお2021年10月期中には株式会社広川測量社の全株式を取得し子会社化することで、長岡エリアの拠点として相乗効果による受注増を目指してきた。

各事業の業績については以下の通り。

 

建設コンサルタント事業

建設コンサルタント事業の第3四半期連結累計期間の業績は、完成業務収入20億1,200万円、売上総利益5
億7,300万円となった。

 

不動産賃貸等事業

不動産賃貸等事業の第3四半期連結累計期間の業績は、不動産賃貸等収入1億3,200万円、売上総利益4,100万円となった。

一方、通期の連結業績予想については、株式会社広川測量社を子会社化したことに伴い、2021年5月28日付で公表していて、売上高は29億9,400万円、営業利益は2億4,200万円、経常利益は2億7,900万円、当期純利益は1億9,000万円と予想している。

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