新潟県が県内の児童虐待相談対応件数を公表、過去2番目に多い件数に
新潟県は27日、令和2年度の児童虐待相談対応件数を公表した。県内の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は3,336件(速報値)と、前年度比153件減少したが、過去2番目に多い件数だった。
虐待の種類別では「心理的虐待」が1,962 件(58.8%)と最も多く、次いで、「身体的虐待」845件(25.3%)「ネグレクト」497件(14.9%)の順となっている。
児童の年齢別では、おおむね就学前の「0歳~2歳」と「3歳~6歳」があわせて1,453件(43.6%)となった。主な虐待者別では、「実母」が 1,631件(48.9%)と最も多く、次いで「実父」が1,548件(46.4%)。
相談経路別では、「警察等」が1,340件(40.2%)と最も多くなった。