イオンモール新潟南で「新潟フェア」が開催中
29日には益田副知事と三浦佐渡市長がトップセールス
イオンモール新潟南(新潟市江南区)で開催されている「新潟フェア」を記念したセレモニーが29日に開かれ、益田浩新潟県副知事と三浦基裕佐渡市長、岸孝司イオンリテール北陸信越カンパニー支社長が登場した。
このフェアは、県産の食材や日本酒、工業製品の拡販のために、イオンモール新潟南をはじめとする県内24店舗のイオンで実施されている。7月2日まで(イオンモール新潟南以外は30日まで)。期間中に買い物をして発行された青い色のレシートを所定の場所に投函すると、額面の1%が環境保全活動費に充てられる(レシート金額の1%がカーボン・オフセット(※)のクレジットである「トキの森クレジット」の購入費に充てられる)。益田副知事は「様々な県産品が目白押しだ。たくさん購入して県の環境保全活動にも貢献していただけると非常に嬉しい」とした。
29日は佐渡市の名産品プレゼント会や酒PRイベントも開催。三浦市長も「世界遺産申請や野生のトキとの共生など、佐渡は魅力が目白押し。フェアでもその魅力を伝えるのでぜひ体感してほしい」と呼びかけていた。
フェアは2011年にイオンと県が地産地消と県産品の販路拡大や、県のカーボン・オフセットの推進などのために11にわたる項目で締結した包括連携協定の一環で開催している。今回で16回目。会場では、協定の1項目としてイオンが発行を続けている電子マネー「朱鷺の森WAON」から生まれた寄付金の贈呈式も開かれた。
(※)カーボン・オフセットとは、企業などが経済活動などにおいて排出される二酸化炭素をどうしても削減できずに排出してしまう場合、「森林整備活動」や「二酸化炭素削減活動」などのプロジェクトが生み出した二酸化炭素の削減量の枠(クレジット)を購入することにより、削減したとみなす制度。