高鳥修一衆院議員が新潟県十日町市で選挙対策事務所開き

高鳥修一衆院議員(写真左)と里美夫人(写真右)

高鳥修一衆院議員(自民党)は30日、次期衆院選へ向けて、新潟県十日町で十日町選挙対策事務所を開いた。

この日は支援者など約30人が集まったが、挨拶に立った尾身孝昭新潟県議(十日町市中魚沼郡選出)は、「国内でも新型コロナウイルスワクチンを研究しているものの、旧民主党政権時に研究・調査費を削ったことが影響して生産の遅れに繋がっている。高鳥代議士はコロナ禍で握手や集会もできない中で、有権者とどうつなげていくか。これがこの選対事務所に課せられた大きな課題だ」と話した。

また、小山大志新潟県議(十日町市中魚沼郡選出)は「旧民主党政権の時と同じことを繰り返さないことが我々には求められている。この地から国政の場に5期目として送り出してもらいたい」と挨拶した。

高鳥衆議院議員は「今回は厳しい選挙だ。(旧民主党の)政権交代以来の逆風を感じている。だが、家内が十日町市の出身であり、十日町と津南はいわば私自身にとっても第2の故郷」と話す。政策については「新型コロナウイルスの影響で、飲食店や観光業は厳しい状況にある。現在は緊急事態の非常時なので、緊縮経済ではなく、積極的なコロナ対策(経済対策)が必要だ。新潟から国を動かす思いで取り組みたい」と語った。

また、自民党総裁選について「誰がふさわしいか」という質問に対しては、「個人名はまだ答える時期ではない」と明言を避けたが、「確固たる保守思想を持ち、積極財政派がいい」と答えた。また、「複数の方から推薦人名簿へ記入の依頼が来ており、まだ決めかねている」とし、それが高市早苗前総務大臣かどうかも明言を避けた。

次期衆院選の新潟6区をめぐっては、現職の高鳥修一衆議院議員が5期目を目指すほか、前回2017年の選挙において約2,200票差で現職の高鳥氏に惜敗した梅谷守氏が、立憲民主党の事実上の公認候補となる総支部長に決まっている。また、風間直樹前参議院議員が新潟6区から立候補することを改めて表明しており、風間氏の出馬によって三つ巴の激しい戦いとなる見通しだ。

尾身孝昭新潟県議

小山大志新潟県議

 

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