新潟経済同友会が上越市と意見交換
村山秀幸市長が上越市の「交流」について講和
新潟経済同友会(山本善政代表幹事)は4日、上越市との意見交換会「上越市・新潟経済同友会 懇親会」を同市内で開催した。今回で8回目の開催となる。
会には、上越市の村山秀幸市長や部課長、新潟経済同友会のメンバーなど約50人が参加。村山市長が「まちづくりのキーワード『交流』」をテーマに講話し、その後、意見交換を行った。
上越市では平成27年度から令和4年度までの8年間を期間とする「第6次総合計画」を進めているが、その重点戦略の一つに「交流」を据えている。こうしたなか、一昨年9月に市民交流施設 高田公園オーレンプラザが開館したほか、昨年6月には新水族博物館「うみがたり」が開館。オーレンプラザは年間20万人の利用があるほか、うみがたりは開館後1年間で当初目指していた60万人をはるかに上回る90万人の来館者を記録した。
また交流を支える交通ネットワークも充実してきているという。具体的には平成27年に北陸新幹線 上越妙高駅が開業し現在4300人/日の利用がある。また上信越自動車道・信濃町IC~上越JCT間(37・5km)の4車線化工事が進められていて、今年度中に完了する予定。
今後も新潟県立武道館(愛称・謙信公武道館)、(仮称)上越市体操アリーナが今年度中に完成する予定で、東京オリンピック・パラリンピックをはじめとしたスポーツ分野でも交流人口の拡大が期待できる。
このほか、平成25年度にコンベンション開催の補助金を創設したところ、平成25年度6件(参加人数1954人)だったが、昨年度は12件(同7121人)に倍増したという。なお昨年度は「第60回JC地区フォーラムin上越」「第23回日本難病看護学会学術集会」「2018東日本ジュニア体操競技大会」などが開催されている。