新潟県糸魚川市が令和3年度の新規「糸魚川市観光大使ヒスイレディ」の認証式を実施
新潟県糸魚川市は31日、イベントやキャンペーンへ出向いて糸魚川市をPRする「糸魚川市観光大使ヒスイレディ」の令和3年度の新たな3人の認証式を糸魚川市役所で実施した。任期は2年で、年齢は今回から非公表となる。
今回採用されたのは全員糸魚川市内在住者で、会社員の伊藤彩乃さん、自営業の渡邉幸(みゆき)さん、団体職員の矢嶋花朋(かほ)さんの3人。なお、応募者数は非公開となっている。
糸魚川市の米田徹市長は「コロナ禍にあっても、みなさんが発信する場があると思う。糸魚川市はこれからもまだまだ全国に魅力を発信していきたいし、交流人口の拡大をしていきたいので、精一杯の活躍をお願いしたい」と挨拶した。
ヒスイレディの伊藤さんは、「今後PRしていきたいところは生まれ育った小滝地区で、都会では味わえない大自然を堪能できる小滝川ヒスイ峡や糸魚川シーサイドバレースキー場があるので、たくさんの方に知ってもらいたい」と話し、渡邉さんは、「私がPRしたいのは柵口(ませぐち)の万年雪。私は登山をするので、糸魚川の山が大好きだが、登山をしない人にも車で訪れることができるスポットなので、ぜひ1度行ってもらいたい」と話した。
また、矢嶋さんは、「私は能生(のう)の弁天岩をPRしたい。特に夕方の弁天岩と日本海はきれいで、私がふと行きたくなる場所。糸魚川市にはまだ県内外の人が知らない魅力が沢山あるので、そういう人たちに発信していきたい」と決意を語った。
昨年はコロナ禍でヒスイレディの選考を中止。今後は従来からの2人のヒスイレディを含めて、5人体制でキャンペーンなどに随行していくが、新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次いでいることから、当面の活動は未定となっている。