新潟ふるさと村で「すいかまつり」が開催
みずみずしくシャリ感が抜群な「新潟すいか」の販売など
新潟市西区とJA新潟みらいは6日、新潟ふるさと村(新潟市西区)で西区大農業まつり「すいかまつり」を開催した。また同日、JA新潟みらい大型直売所「いっぺこ〜と」(新潟市西区)でも、すいかの販売などが行われた。
新潟市西区の食と花の銘産品である「新潟すいか」。同イベントは、このすいかを消費者へ周知するとともに、生産者と消費者が「食の安心・安全」を相互に理解し合い、消費拡大を図ることが目的で、12回目の開催となる。会場では、新潟すいかの販売や配達受付、すいか割り、すいかの早食い大会、ガラポン抽選会、ステージイベントなどが行われた。
新潟すいかは、栽培地である西区の坂井輪、内野、赤塚地区の日本海に隣接した砂丘地で、有機質肥料と土壌にこだわり育てられる。同市によると、その栽培の歴史は古く、明治中期に作付けされた“枕型のすいか”が始まりとされる。昭和28年頃から作付面積が増え始め、栽培技術の飛躍的な進歩や生産者のたゆまぬ努力もあって、今日、早期出荷の産地として確立された。
6月中旬から7月下旬にかけて生産シーズンを迎えることもあり、6月22日、23日に「にいがた園芸農産物宣伝会」が、にいがたすいかキャンペーンを新潟市中央区で行ったほか、6月25日には新潟市の中原八一市長が大田市場(東京都)で新潟産すいかのトップセールを行っている。