新潟市中央区の北部総合コミュニティセンターで開館式が行われる
交流の拠点だけでなく防災、防犯拠点の機能も備える
北部総合コミュニティセンターが16日に移転オープンする。これに先立ち開館式が13日、移転先の旧入舟小学校跡地(新潟市中央区稲荷町3511−1)で行われた。同施設は、同区附船町1丁目4385−1から移転し、機能向上させオープンする。また来年度にかけて、同じ敷地内に消防署の出張所や交番が移転する。地域づくりや交流の拠点としてだけでなく、防災、防犯の拠点としても期待されている。
式では、関係者らの挨拶、テープカット、新潟柳都中学校吹奏楽部による演奏、施設の内覧会が行われた。新潟市の中原八一市長は、「コミュニティセンターを拠点にして、地域のにぎわいや活力の創出にも繋がる取り組みを進めていきたい」と話していた。
また施設管理者の田村幸夫氏は、「ずっとこの地域に暮らしているが、かつてこの地は、小学校で子供たちのにぎやかな声が溢れる場所だった。本日、会場も以前と同様のにぎわいをみせているが、これだけ大勢の人に見守られながら、北部コミュニティセンターの新たな門出を迎えられたことに大変感慨深く思っている」と語っていた。
同施設は、昭和58年に開設し、約36年にわたり地域コミュニティの拠点施設として活躍してきた。施設管理者によると体育館、大ホールを備えた施設であるため、バトミントン、卓球、新体操、柔道の利用者が多いという。