東北電力ソーラーeチャージ(株)、佐渡島(新潟県佐渡市)の新築戸建住宅向けに第三者所有モデルの太陽光・蓄電池サービスの取り扱いを開始
東北電力ソーラーeチャージ株式会社(仙台市)は6日、新潟県佐渡市の住宅会社5社と業向け提携契約を締結し、同日より、佐渡島内の新築戸建住宅向けに第三者所有モデルの太陽光・蓄電池サービス「あおぞらチャージサービス」の取り扱いを開始したと発表した。
あおぞらチャージサービスは、初期費用をかけずに、毎月定額のサービス料金のみで太陽光発電・蓄電システムを使うことができるサービス。再生可能エネルギーであることに加え、万が一の停電時でも安心して過ごすことができるのも特徴だ。月々に支払う料金は少し割高になるが、数百万円程度かかる発電・蓄電システムの導入費用をかけずに済むほか、設備はサービス期間(およそ10年間)の終了後に利用者に無償譲渡される。
なお太陽光でまかないきれない電気は同社指定に電力会社から購入することができる。
今回の取り扱い開始は、「新潟県自然エネルギーの島構想(※)」の先導的プロジェクトに位置付けられていて、新潟県内での取り扱いは佐渡島が初となる。今後は工事の施工や設備メンテナンスなどで島内の電気工事店などと連携していく方針だ。
また岩手県、宮城県、福島県でサービスをすでに販売しており、新潟県は4県目となる。今後は東北電力の管内を中心に取扱エリアを拡大していくという。
(※)佐渡島、粟島において、再生可能エネルギーの導入拡大により、地域経済の活性化や防災力の向上、持続可能な循環型社会の実現を目指すもの。