新潟県内で19人の新型コロナウイルス新規感染患者、県内L452R変異スクリーニング検査陽性率は97.1%に
新潟県は8日15時30分、県内7170例目から7202例目(新潟市発表分を除く)となる新型コロナウイルス感染症患者が計19人確認されたと発表した。
また会見では、県内のL452R変異(デルタ株に見られる変異)のスクリーニング検査の結果についても発表。スクリーニング検査の陽性率は、9月1日から7日の検査期間で97.1%(検査件数147件の内、陽性が135件で陰性が4件。判定不能が8件)と、これまでで最も高い値となった。
患者の地域別の割合は、上越市で7人、新発田市で4人、三条市で3人、燕市・長岡市・村上市・阿賀町・三条保健所管内で1人ずつ。感染経路不明の患者は9人で、また中等症の患者が1人確認されている。県外往来歴のある患者や、集団感染に関連する患者はいない。
感染症対策・薬務課の星名秋彦課長は「地域で散発的に感染が発見されている一方で、新潟市以外の患者は非常に減ってきている。これからも少数の患者を減らし、その濃厚接触者も速やかに検査することで感染拡大を防止していくことが必要」と県内の現状について話した。
新規患者の概要については以下の通り。
7170例目は三条保健所管内在住で会社員の60歳代女性。
7171例目は三条市在住でパート従業員の40歳代女性。
7172例目は三条市在住で会社員の40歳代男性。
7173例目は燕市在住でパート従業員の50歳代女性。
7186例目は長岡市在住で会社員の40歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7187例目は上越市在住で会社員の20歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7188例目は新発田市在住で会社員の50歳代男性。
7189例目は新発田市在住でパート従業員の40歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。
7190例目は新発田市在住の10歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7191例目は上越市在住で会社員の30歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7192例目は上越市在住で会社員の30歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7193例目は新発田市在住で会社員の40歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7194例目は三条市在住で会社員の40歳代男性。
7195例目は上越市在住で自営業の60歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。
7196例目は上越市在住の10歳未満の男児。県内感染者の濃厚接触者。
7199例目は上越市在住で福祉施設職員の60歳代女性。
7200例目は村上市在住で飲食店従業員の女性。
7201例目は阿賀町市在住で会社員の20歳代女性。
7202例目は上越市在住で会社員の30歳代女性。
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