新潟県内の田んぼアート
色の異なる幾つかの品種の米を使ったり、田植えをしない部分を作ったりして、水田に絵や字を描く大地の芸術「田んぼアート」が新潟県内で行われている。
燕市の吉田ふれあい公園近くの田んぼアート(下写真)。平成19年より燕市景観作物推進協議会の主催で毎年行っている。今年は、黄稲、紫稲、赤稲、白稲、一般稲の5色(品種)の稲を使って、燕市での大規模ロケが話題となったTBS日曜劇場「下町ロケット」から、佃製作所社長・佃航平(阿部寛さん)が描かれている。
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佃製作所社長・佃航平(阿部寛さん)が描かれている
新潟市西蒲区の大曽根地区の田んぼアート(下写真)。同地区の自治会主催。今年のデザインは、新元号「令和」の文字を中央部分に大きく描き、その周囲に「OOZONE(大曽根)」、新潟県のキャラクター「(トッキッキの)トッキー」、「JA」、「富士山」などの文字やイラストを配置した。
今回で16回目。毎回、その年に話題になっている出来事に関係するデザインを採用しており、過去には、「天地人」「がんばろう日本」「こんどこそ佐渡を世界遺産に」などを描いたという。
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トッキー
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令和の「令」
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令和の「和」