新潟運輸株式会社が電気小型トラックを導入

北陸地方初

新潟運輸株式会社(新潟市中央区)で29日、電気小型トラックの納車式が行われた。

導入された電気小型トラックは、三菱ふそうトラック・バス株式会社(神奈川県)が2017年に発表した「eCanter」で、北陸地方初となる。最大積載量4125キログラムのトラックは、200ボルトの普通電源から11時間の充電で約100キロメートルの走行が可能。2台のうち、1台は東京都内、もう1台は新潟市内のルート配送に使われる。

新潟運輸はこれまで環境に配慮した取り組みとして、二酸化炭素や窒素酸化物の排出量が少ないCNG (圧縮天然ガス)車やハイブリット車を導入してきたが、排気ガスの一切出ない電気トラックに注目。より環境にやさしいほか、振動がなくドライバーの負担が軽減されることから、若いドライバーの採用や定着率の向上に繋げたいと考える。

eCanterは日本や米国、欧州で販売され、国内では44台目となる。騒音や環境問題、ドライバーの負担軽減の観点から、今後より一層の普及が見込まれる。

(左)三菱ふそうトラック・バス株式会社の林春樹副社長 (右)新潟運輸株式会社の坂井操代表取締役社長

電気小型トラック「eCanter」

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓