村上市に「IZAKAYA迅−JIN−」がオープン
村上では珍しい輸入ビール専門店
7月31日、村上市山居町に「IZAKAYA迅−JIN−」がオープンした。
これまでフランチャイズで養老の滝村上店を経営してきた近藤敏也さんが、「自分の店」という夢を叶えるべく看板を変えた。
そのきっかけは、岡田酒店(村上市)の岡田茂樹代表から声をかけられたことだという。岡田酒店は、日本市場の本格的な開拓に乗り出した米国・大手ビール製造会社「アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI)」の日本市場開拓を担う5社のうちの1社に指名されている。
IZAKAYA迅の看板が掲げられた店内にはバドワイザーのロゴが光る。ドリンクはABI主力商品のバドワイザー(樽生)、コロナ、ヒューガルデンを用意。フードメニューには、焼き物、揚げ物、炒め物、サラダ系の一品料理など約10種類を取り揃え、なかでも焼き物のホッケの大きさは魅力的だという。また、お店の一番の売りは「食べ飲み放題」。2時間3500円、3時間4000円という安さに加えて、お店のメニュー全てOKというから驚きだ。宴会や家族連れにも対応可能な個室もあり、40名部屋、20名部屋、12名部屋×2室、8名部屋×3室、そのほかテーブル席やカウンター合わせて135席が設けられている。
IZAKAYA迅代表の近藤敏也さんは、「和風な居酒屋にバドワイザーという新しいスタイルの店。世界のビールを集めたイベントや街コンの開催など、町おこしに貢献していきたい」と話す。今後は内装に設備投資をして、来年春ごろにはロースターを設置した本格的な焼肉を始める予定という。