新潟市役所のすぐ近くに、自宅とオフィスの利点を併せ持った「シェアオフィス」が誕生

「SHARE OFFICE LIFE STYLE(シェアオフィス ライフスタイル)。家のような落ち着いた空間で仕事をやりつつ、通常のオフィスと同じ設備が整っている

コロナ禍の新しい働き方として、テレワークに注目が集まっている。そのテレワークの拠点として、保証金、敷金、家賃などの費用を大幅に抑えることができるシェアオフィスにも集まっている。

ただ、狭かったり機能的すぎたりして腰を据えて落ち着いて仕事をできないのではないかと考える人も少なからずいるのではないだろうか? その一方、自宅での仕事は、公私の区別を切りわけするのが難しいうえに、打ち合わせスペースや複合機などの設備が充実していなかったりして不都合と考える人も少なからずいる。

そんな中、家のような落ち着いた空間で仕事をやりつつ、通常のオフィスと同じ設備が整っているシェアオフィスが新潟市役所(新潟市中央区)のすぐ近くに誕生した。「SHARE OFFICE LIFE STYLE(シェアオフィス ライフスタイル)」だ。

マンションの広い部屋を使っているためオフィスの無機質的な雰囲気は漂っておらず、ほどよい明るさで机上を照らす“自分専用の照明”と静かな空間の中で仕事に集中できる(必要に応じて自分のスペースに仕切りカーテンを利用することもできる)。全13席あり、料金は窓側が月額2万円、それ以外は月額1万5,000円。

全13席あり、料金は窓側が月額2万円、それ以外は月額1万5,000円

一方、設備面は通常のオフィスを変わらず、セキュリティ(オートロック、防犯カメラ)、ネット環境(高速Wi-Fi)、接客ブース、キッチン、冷蔵庫のほか、別フロアに一室にセミナー会議室(別途料金)なども備えている。利用時間については事前に申請しておけば24時間利用可能。

接客ブース(3階)

セミナー会議室(4階)

さらに、このシェアオフィスの大きな特徴は、シェアオフィスの隣室が弁護士事務所になっていて、無料で相談することができることだ。「提携している弁護士に事業を進めていくにあたって1人では解決できない専門知識が必要な様々な相談をすることができます。また必要があれば、信頼できる社会保険労務士や司法書士もご紹介することができます」。合同会社ライフスタイルのシェアオフィス担当、楠亀祐子氏はこう話す。

一方、アクセス面では新潟駅から少し距離があるが、徒歩数分の新潟市役所前かと新潟駅方面を結ぶバス(BRT)が頻繁に発着しているほか、タクシーを利用しても乗車料金は1,000円強ほどで済む。

合同会社ライフスタイルでは、直行直帰が可能な営業マン、県外企業の新潟の拠点、士業や一人でビジネスを行う人、カフェや図書館を利用している学生など様々なニーズでの利用を想定している。「なかなか知り合うことのできない様々な業種の方との出会いの場所としても是非ご利用いただきたいと思います」と楠亀氏は話す。

席数は13席ある

◎シェアオフィス ライフスタイル 概要

住所 新潟市中央区医学町通二番町74—1トーカンマンション医学町302
席数 13席
基本料金 1席1万5,000円/月
オプションサービス 法人登記(1,500円/月)、バーチャルオフィス(要相談)、郵便物転送(1,500円/月)、専用ロッカー(1,500円/月)、スペース独占利用(3階ミーティングスペース=1,000円/時、4階セミナー会議室=1,500円/時)
問い合わせ先 電話025—201—8210、メールwill20171025@gmail.com
サイト http://shareoffice.internationalwork.jp/

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