新潟市中央区の沼垂テラス商店街に「mountain△grocery」がオープン

こだわりの食材を使用

沼垂テラス商店街(新潟市中央区)に8日、野菜たっぷりの健康的な料理を提供する「mountain△grocery」がオープンした。

新潟の農家が作る自然栽培された野菜を中心に、タンパク質や炭水化物などバランスの良い料理が一皿に盛り込まれた「ヴィーガンプレート」は日替わり。店内で焼き上げる米粉入りの自家製パンとともに、彩りの美しいオリジナル料理を楽しむことができる。

また、自家製シロップで作るドリンクやアルコール類、HOSHINO koffee & Labo.の豆を使ったコーヒーなど、こだわりのドリンクを取り揃える。

ヴィーガンとは完全菜食主義のことで、人間は動物を搾取することなく生きるべきとの思想から、肉、魚、乳製品、はちみつなど、動物性のものを口にしない。東京出身のオーナーシェフyoyo.さんは、旅先の南インドでこの菜食文化に影響を受けたことから、2005年に店舗を持たないヴィーガン定食屋「VEGE しょくどう」を立ち上げ、全国各地のイベントに出店する形で活動してきた。

そんななか、店舗を構えた理由について「型にはまるのが好きじゃなくて店を持つのが嫌だったけど組織で働くのが苦手なので消去法です」と、屈託のない笑顔で答える。十日町、糸魚川など県内の山間部で米の栽培や味噌作りなどを体験し、新潟の豊かな食文化を実感したことも理由の1つ。新潟の優れた食材を移住者ならではの視点で発信していきたいという。

商店街にあるお店は淡いピンクの縁の窓が目印。「いろんな人が集まる場所にしたいです。お店を通して人と人とが繋がるきっかけになれば嬉しい」と話すyoyo.さん。今後は夜の営業も検討中。

また、これまでの仕事のなかでアート・カルチャー系のイベントに携わってきた経験を元に、イベントの開催も積極的に行っていくという。現在、オープニング企画として、10月19日に音楽イベント「山のあなた(仮)」の開催が予定されている。

【mountain△grocery】
場所/新潟市中央区沼垂東3−5−16
営業時間/12:00〜17:00
席数/カウンター6席、テーブル6席
定休日/火、水、木曜(不定休あり。SNSなどで確認)
食事は終日提供。カフェとしての利用もOK。

紺色のエプロンの方がオーナーシェフのyoyo.さん

mountain△grocery

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