新潟県内6市で新型コロナウイルス新規感染患者を8人確認
新潟県は24日15時30分、新潟市発表分を除く県内新型コロナウイルス感染症患者が計8人確認されたと発表した。
地域別の内訳は、新発田市と長岡市で2人、五泉市・燕市・見附市・村上市で1人ずつ。感染経路がわかっていない人は5人。また、全員が軽症または無症状。
新潟県内の感染者数は現象傾向にあるものの、新潟市の感染者数は先週今週比95%で、ほぼ先週並みとなっており、感染症対策・薬務課の星名秋彦課長は「新潟市分の感染をいかに抑え込むかが問題になってくる」と話す。
また、直近の感染事例として「接待を伴う飲食店での感染事例が増えてきた」(星名課長)と危機感を示す。ほかにも、新潟市ではスポーツジムでの感染事例が報告されており、新潟県では注意を促している。
一方で、8月中旬からは自営業者の受診の遅れも見られるようになってきたという。「商売をしていることから、軽い症状では仕事を優先してしまうかもしれないが、(感染拡大防止のため)少しでも症状が見られたら早急に医療機関へ受診してほしい」(同)と呼びかけた。
新規患者の概要については以下の通り。
7722例目は五泉市在住でアルバイトの30歳代男性。現時点で感染経路は不明。
7723例目は燕市在住で会社員の50歳代男性。現時点で感染経路は不明。
7724例目は見附市在住で会社員の10歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7725例目は新発田市在住で会社員の30歳代男性。現時点で感染経路は不明。
7737例目は長岡市在住で会社員の40歳代男性。県外移動歴があるが、現時点で感染経路は特定されていない。
7738例目は長岡市在住で会社員の40歳代男性。県内感染者の接触者。
7739例目は新発田市在住で会社員の50歳代男性。県外移動歴あり。
7740例目は村上市在住で会社員の40歳代女性。県外移動歴があるが、現時点で感染経路は特定されていない。