衆議院議員の石崎徹氏(37歳)が議員辞職願いを提出、次期衆院選には出馬
衆議院議員の石崎徹氏(37歳)は24日、衆議院議長あての議員辞職願いを衆議院に提出した。今後開かれる議会運営委員会で正式に辞職が決定する。
石崎議員は財務官僚を経て2012年に自民党公認で出馬し初当選、その後3期連続当選している。だが3期目途中の昨年、自民党を離党、その後、1年近く無所属で活動を行ってきた。だが、「無所属で活動する中で政策実現について限界を感じており、その様な中でご縁があり、思想・信念、方向性が同じで、再チャレンジを応援している『日本維新の会』の公募に応募させて頂いた」(石崎議員)
一方、前回衆院選には新潟1区選挙区から自民党公認で立候補したものの、西村智奈美氏(立憲民主党)に敗れ、比例(北陸信越ブロック)での復活当選となった。このため、『自民党の比例代表であれば自民党を離党した時に、辞職すべきだった』という声があった。これに対し、石崎議員は「自民党に戻りたいという思いがありました。しかし、日本維新の会に公認公募に応募したことから、このタイミングでの辞職願いの提出になりました」と説明していた。
一方、次回衆院選には、日本維新の会の公認が取れなくても「出馬する」と明言した。自身の古巣である自民党と戦うことになることについて、「今まで自民党にお世話になり、自民党には感謝の気持ちしかありませんが、原点に立ち返った時、やはり自分は国の為、故郷新潟の為に仕事がしたいという思いは変わりませんでした」と話す。
なお「保守政党でありながら自民党よりも改革に前向き」(石崎議員)と話す日本維新の会の公認候補者となった場合、来年の新潟県知事選挙、新潟市長選挙、参議員議員選挙、さらには再来年の統一自治体議員選挙も見据え、党勢拡大にも取り組んでいきたいという。