新潟県が台風10号に関する情報連絡会議を開催
新潟県は14日、台風10号に関する情報連絡会議を開いた。危機対策課、消防課、広報広聴課、農業総務課、漁港課、治山課、河川管理課、砂防課、病院局総務課など関連する課が集まり、今後の気象状況に見通しなどについて気象庁から説明を受け、情報を共有した。
気象庁の説明などによると、台風10号は15日にかけて四国に接近・上陸。15日夜には北上し日本海へと達し、次第に温帯低気圧の性質を帯びつつ北東に進む見込み。新潟県には16日の朝から夕方にかけて最接近する。台風の影響は強風や高波が主体だが、雨にも注意が必要のようだ。またこの時点では、新潟県から300km内に入らない見込み。
気象状況の見込みは以下の通り。
【雨】
15日から16日にかけて上中越県境の山沿いに、16日から17日にかけて下越で断続的に強く降り、大雨となる恐れもある。村上市では大雨となり、大雨警報(土砂災害)を発表する可能性もある。
【風】
14日から15日にかけて、陸上を中心に南東の風が次第に強くなり、注意報級の強風となる。その後、台風の接近に伴い、海上でも風が強まり、16日昼前後には南西の風(吹き返しの風)に変わって、海上や海岸を中心に強く吹く見込み。佐渡では暴風警報を発表する可能性がある。
【波】
15日に次第に波は高くなり、16日後半から17日はじめにかけて、しけとなる。16日昼がピークで波高5メートル程度と予測、場合によっては佐渡と下越で波浪警報を発表する可能性もある。
【気温】
16日にかけてフェーン現象となる見込み。夜間も含めて気温の高い状態が続き、特に14、15日は猛暑日となる所が多くなる見込みで、農作物や畜産物(稲、大豆、園芸全般、畜産、きのこ)の管理、熱中症対策などに注意が必要。
県農林水産部 台風に関する発表資料
http://www.pref.niigata.lg.jp/nosanengei/1356924826245.html
最新の台風10号の予想
https://www.jma.go.jp/jp/typh/1910.html
新潟県の警報、注意報
https://www.jma.go.jp/jp/warn/323_table.html
新潟県の気象情報
https://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/323_index.html
土砂
https://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/
浸水
https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/inund.html
洪水
https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html