ロボカップジャパンオープン2019ながおかが閉幕

レスキュー実機リーグで長岡技科大チームが3位に

プラント事故現場を似せたフィールドでバルブの締め作業をする長岡技科大発チーム『Nexis-R』のロボット

新潟県長岡市のアオーレ長岡を会場に開催されていたロボット技術の競技会「ロボカップジャパンオープン2019ながおか」が18日閉幕した。
災害現場を模したフィールドでロボットの有用性を競う「レスキュー」の実機リーグで、長岡技術科学大学の学生らが中心となったチーム「NexisーR(ネクシス・アール)」が3位に入賞した。

レスキューの実機リーグでは、トンネル崩落事故の現場をまねて、瓦礫の床の上を突き進んで車に刺さったパイプを取り除く競技と、プラント事故現場をモチーフにバルブを規定量締める競技で構成。
NexisーRを含めた4チームが決勝に進出して技を競った。

首位は京都大学のチーム「SHINOBI(しのび)」。同競技で3連覇となった。
次いで、東北大学のチーム「Quix(クイックス)」。
ただ、総合得点はSHINOBIが33・5点、Quixが32点、NexisーRが31・25点と僅差となった。
「今後、改良をますます加えて、より勝てるチームにしていきたい」とメンバーは今後に向けて意気込みを語っていた。

長岡でロボカップを開催するのは初めて。
競技を統括した岡田浩之ロボカップ日本委員会会長は、「これまでの開催地の中で、長岡は一番駅にもホテルにも飲食街にも近かった。事務局を務めた長岡市をはじめ、みなさんのおかげで強いホスピタリティを感じた」と締めくくった。

次回のロボカップジャパンオープンは、2020年3月20日から、愛知県常滑市のAichi Sky Expoで開かれる予定。

ロボカップジャパンオープンには、日本、中国、タイから59チームが参加した

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓