新潟県内4市で新型コロナウイルス感染患者を7人確認
新潟県は28日、4つの市で県内7794例目から7797例目、7812例目から7814例目(新潟市発表分を除く)となる新型コロナウイルス感染症患者が計7人確認されたと発表した。新潟市の発表分14人と合計で、28日の県内新規感染患者は21人となった。
地域別の内訳は、三条保健所管内で3人、十日町市で2人、村上市と南魚沼市で1人ずつ。1人が中等症となっている。感染経路が現時点で分かっていない人は3人。行動歴は現在調査中だが、2週間以内に県外移動歴がある人は3人。
新規感染患者の概要については以下の通り。
7794例目は十日町市在住で福祉施設職員の30歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。
7795例目は十日町市在住で自営業の40歳代女性。
7796例目は村上市在住で自営業の50歳代男性。
7797例目は南魚沼市在住でパート従業員の20歳代男性。
7812例目は三条保健所管内在住で会社員の40歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7813例目は三条保健所管内在住の10歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。
7814例目は三条保健所管内在住の10歳未満男性。県内感染者の濃厚接触者。
会見中、CBC疾病対策予防センター(アメリカ)によるワクチン別入院予防効果のグラフが示された。接種から14~120日間の入院予防効果はモデルな社製が93%、ファイザー社製が91%。120日以降になるとモデルナ社製は92%、ファイザー社製は77%となった。
新潟県感染症対策・薬務課の星名明彦課長は「グラフから、いづれも十分高い抑止効果があることが分かる。日本においてはファイザー社製が先行した関係から耳馴染みがあるという状況だが、データを見て分かるとおりモデルナ社製も非常に効果が高い。イメージからなのかモデルナが敬遠されがちな傾向にあるが、ぜひワクチン接種を前向きにご検討いただきたい」と話した。
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