佐渡島で行き先の分からない夜のミステリーバスツアーが開催
佐渡観光協会が12月8日と9日に開催
佐渡観光協会(0259-27-5000)は12月8日(金)と9日(土)、佐渡島で、行き先の分からない夜のミステリーバスツアー「夜の遺産へ、お連れします。『ようま観光バスツアー』」を開催する。参加定員は、各日とも35名。参加費は1人2000円(税込)。31日にローソンチケットにて申し込み受付を開始したほか、佐渡観光協会でも購入できる。
佐渡島は、奈良時代に持ち込まれた貴族文化、江戸の武家文化や町人文化が融合した多種多様な伝統文化に溢れる島。希少な生物や植物が生息する豊かな大自然や独特で美しい景観も大きな魅力という。
ツアーは、こうした文化、離島ならではの大自然を今までにない演出で体感してもらう、新しい夜の体験型観光という。
参加者は、時刻表にないバスに乗り、行き先の分からない夜の島内へと出発。辿りついた場所では佐渡に伝わる民話や伝承を歌、音楽などの伝統芸能について語り部から聞くほか、地産のお酒なども味わえる。
さらに歴史深き建物や、鬱蒼と茂った森などを活用して島の伝説を表現する最新のデジタル映像によって、神秘的な夜の佐渡観光を堪能することができるという。
両津港から徒歩で5分の「あいぽーと佐渡(佐渡インフォメーションセンター)」内にある特設バス停に19時15分に集合し、19時半に出発時間。解散時間は21時半の予定。
佐渡島は今年4月に施行された有人国境離島法で、特定有人国境離島に指定された。バスツアーは、同法の措置を活用して観光施策として実施するもので、今後も定期的に開催する予定。