新潟市中央区の流作場五差路が、10月、2、3日の2日間限定で歩行者天国に、「人中心のまちづくり」の一環
10月2、3の両日、新潟市中央区のJR新潟駅~万代間にある流作場五差路から弁天公園までの空間を歩行者天国にする「流作場Street Park」が開催される。
2日間通してのコンセプトは、「公園のような、自然と憩える空間づくり」。
旧新潟駅前通り(流作場五差路)の片側車道などを車両通行止めとし、テーブルやベンチ、人工芝や植栽などを設置するほか、既存の駐輪場を一部移設し、広場空間を創出する。
両日とも周辺の飲食店21店舗でテイクアウト商品が販売され、それらを会場内に持ち込むことができる。
このほか、旧新潟駅前通の歴史を写真で振り返るパネルの展示も行われる。
新潟市まちづくり振興課では、会場を訪れるにあたり「マスクの着用に加え、人との間隔をあける、体調が悪い時の利用は控えるなどの感染症対策をお願いします」と呼び掛けている。
新潟市では、平成30年7月に策定した「新潟都心の都市デザイン」の具現化に向けて、居心地が良く歩きたくなる「人中心のまちづくり」を進めている。今回のイベントは、新潟駅と万代地区を結ぶ副軸である「弁天ルート」の中間に位置する旧新潟駅前通り(流作場五差路~弁天公園)で、将来的な道路空間づくりに向けた社会実験となる。