フタバが『だし屋の炊き込みご飯の素 かにめし』を販売
旧能生町産の紅ズワイガニを使用
だしパックの製造販売を行う株式会社フタバ(三条市、江口晃代表取締役社長)は1日、旧能生町産の紅ズワイガニを使った『だし屋の炊き込みご飯の素 かにめし』の販売を始めた。オンラインショップにて販売する。内容量は、2合炊き用286g(具材180g、調味液106g)。価格は、1512円(税込)。
同社は、かつて業務用のだし商品のみを扱っていたが、今春、家庭向けのだし商品市場に参入し、だしの入ったパック5アイテムを「ON THE UMAMI」ブランドとして販売を開始。
ダシパックだけでなく、瓶詰めの「神楽南蛮味噌」など、一般消費者向け商品を、同じ「ON THE UMAMI」のブランド名で拡充している。新商品も、その「ON THE UMAMI」ブランドの商品となる。
糸魚川市の能生漁港は、県内でも屈指のカニの水揚げ高をほこり、獲れたてのカニが釜ゆでされて、直売される様子は町の風物詩となっているという。また、能生周辺の漁場では、紅ズワイガニは深海1000m付近で取れ、甘みがあってみずみずしいという。
新商品は、その能生町産の紅ズワイ蟹をふんだんに使用し、国産の鰹だしと紅ズワイ蟹から抽出した蟹だしをベースに、鰹と昆布のうまみでバランスよく風味づけした。
一方、来月中旬に、新宿マルイ本館にON THE UMAMI専門店の1号店をオープンし、炊き込みご飯の素をはじめとした「だし」を活かした調理済み食品や新潟県産の雑貨、調理器具などを、「UMAMIを軸に広がるライフスタイル」をコンセプトに販売する予定。