新潟県が新型コロナウイルス警報に伴うお願いを発表
新潟県は29日、県が県内全市町村に発令している警報に伴うお願いを発表した。
今月16日に特別警報を解除し、警報へ引き下げたものの、いまだ、地域によっては感染者が一定程度確認されていることや、変異ウイルスにより短期的な感染の再拡大(リバウンド)を警戒する必要があることからの発表となった。
感染拡大防止のため、「マスク着用と手指の消毒等の基本的対策は引き続き徹底してほしい」とした。
また、30日に全国各地で緊急事態宣言が解除となることから、「他の都道府県では基本的対策の徹底を特に意識し、帰県後も慎重な行動をしてほしい」と話した。
飲食を伴う会合については、「他県の人や普段顔を合わせない人との飲み会については特に慎重に行うこと、体調が悪い場合は参加しない、人数をできる限り絞るなどの点に注意してほしい」とした。
なおリバウンドの恐れがある場合には、再度特別警報を発令するなどの対策を速やかに講じるという。
新潟県防災局・危機管理課の酒井公生課長は、「会合などで飲食店を利用する場合は、『にいがた安心なお店応援プロジェクト認定店』など、感染防止対策が徹底された店舗を利用していただきたい。これまで同様基本対策をしっかりとしていただき、再度感染拡大がないようお願いします」と話した。
(文・太田広美)