粟島(新潟県)の未利用魚を活用した「漁師のまかない飯セット」が鮮魚アプリで販売開始
消費者や飲食事業者が水産物を産地から直接購入できるプラットフォームを運営する株式会社SAKAMA(東京都)は、規格外品となった魚や、数が少なく市場に出回らない魚を詰め合わせて、「漁師のまかない飯セット」として自社アプリSAKAMAを通じて販売を開始した。
規格外であったり、漁獲量が少なくまとまって市場に出せなかったりするものは、基本的に商品化されずに地元で消費されるという。一方、同社では水産事業者と消費者を直接アプリで繋ぎ販売チャネルを設けているため、こうした条件や規格に左右されずに自由に売ったり買ったりすることができる。この利点を生かし、未利用魚と呼ばれる売り物にならなかった魚をあえて商品化して販売することにした。
具体的には、新潟県の粟島の定置網で獲れる未利用魚を詰め合わせにし、「漁師のまかない飯セット」としてのSAKAMAで販売しはじめた。粟島の若手漁師、高橋修さんに協力してもらい実現することができたという。2種類のセットを用意した。
同社では今後もこのシリーズは各地で展開し、これまでなかなか値がつかなかったものに付加価値をつけて販売していく。
◎詰め合わせセット:ミニサイズのカワハギ、豆あじ、サバ、ショッコ(カンパチの小さいもの)など
漁師のまかない飯セット小(未利用魚3kg程度) 2,484円(税込)
◎魚種別セット
漁師のまかない飯セット:カワハギ1kgボックス 1,242円(税込)
漁師のまかない飯セット:カワハギ2kgボックス 1,620円(税込)
漁師のまかない飯セット:カワハギ3kgボックス 2,236円(税込)