日東道新潟・山形県境地区建設促進大会で両県400人が早期開通訴え
浅野謙一村上市観光協会長が基調講演も
第31回目を迎えた「日本海沿岸東北自動車道新潟・山形県境地区建設促進大会」が6日、村上市総合文化会館で開かれ、両地域の関係者や住民ら約400人が参加し、早期の全線開通を訴えた。
県境区間の朝日まほろばインターチェンジ(IC)~あつみ温泉IC間(40・8㌔)は「一般国道7号朝日温海道路」として2013年に事業化され、両県でトンネル工事や改良工事などが本格化している。
大会では、事業報告に続き、村上市観光協会の浅野謙一会長が「観光と高速道路」をテーマに基調講演。意見発表では、村上自動車の伴田和良社長が大規模災害などを例にあげ、高速道ネットワークの必要性を訴えた。
また、早期開通や必要予算を安定的に確保することなどを盛り込んだ大会決議を採択したほか、最後に村上商工会議所の川崎久会頭の音頭による頑張ろうコールで会場の全員が気勢を上げた。
村上新聞2019年8月25日号