サッポロビール株式会社が「国民文化祭応援缶」を発売
売り上げの一部を文化祭事業へ寄付
サッポロビール株式会社の細川恭伸新潟統括支社長は27日、「新潟限定ビイル風味爽快ニシテ 国民文化祭応援缶」の発売にあたり、新潟県の米澤朋通副知事を表敬訪問した。
同社は、日本海夕日コンサートや長岡花火など、さまざまなスポーツ・文化事業の支援を行なっている。国民文化祭応援缶の発売もその一環で、売り上げの一部を文化祭事業に寄付するという。
缶のデザインには、文化祭イメージカラーである鮮やかな水色が使われ、新潟県の地図や、“ご当地キャラ”のトッキッキ、文化祭にまつわるイラストなどが描かれている。
サッポロビールは、このデザイン缶の売り上げ1本につき1円を、国民文化祭実行委員会へ寄付をする。寄付金は、文化祭期間中に障害者サポートガイドとしてボランティア活動を行う人々の研修受講済みIDを入れるカードホルダーの購入に充てられるという。
発売日は9月10日。県内のスーパーや酒量販店などで取り扱われる。販売数量は約3000ケース(350ml缶×24本)が予定されている。
細川支社長は、「自分の住んでいる県の文化を見つめ直すということは非常に意義のあること。この商品を通じて、みなさまが(文化を)見つめ直すきっかけや、県をあげて国民文化祭を盛り上げていく、そんな一助になればと思っております」と話した。
新潟県は、サッポロビールの創業者・大倉喜八郎氏や、初代醸造技士・中川清兵衛氏を輩出しており、同社とは繋がりが深い。こうした背景もあり、県内では全国と比べてサッポロビールのシェアが高いという。