上信越自動車道 新井スマートIC(新潟県妙高市)が今月8日、県内の高速道路では初採用となる「環道型退出路」に
NEXCO東日本新潟支社上越管理事務所(新潟県上越市)は1日、上信越自動車道 新井スマートインターチェンジ(スマートIC)が今月8日14時に、新潟県内の高速道路では初めての採用となる新しい形の退出路(環道型退出路)に切り替わると発表した。
スマートICはETC車専用の出入口だが、ETC車載器を搭載していない車が誤って出入口に進入した場合、安全に元の道路(一般道路・高速道路)に戻る退出路を設けている。
一方、今後、新井スマートICにおいて、車長12メートル超えの車両を含む全車種が利用できるよう、今年10月から市道交差点の一部改良工事が行なわれるという。
新井スマートICに隣接する道の駅あらいは、今年6月に防災道の駅に新潟県内で唯一選定されている。今後、車長制限が解除されることで、広域災害や豪雪などの発生時において円滑な防災活動へ展開を図ることができるようになる。
また新井スマートIC周辺の企業で特大車を利用している企業や今後利用を検討している企業があることから、車長制限が解除されることで、周辺企業の資材搬送などの効率性が向上する。