福島県会津若松市と新潟空港を結ぶ高速バスの運行がスタート
会津若松市内~新潟空港までは大人2520円
9月1日、新潟空港からの目的地までの交通(二次交通)がさらに便利になった。新潟空港から距離的に近い福島県会津若松市と新潟空港を結ぶ高速バスの運行がスタートしたのだ。会津乗合自動車株式会社と新潟交通株式会社が運航する。
1日に3往復し、料金は西会津インター前~新潟空港が大人1890円(9月30日まで1850円)、会津若松市内~新潟空港が大人2520円(9月30日まで2470円)。所要時間は、西会津インター前~新潟空港が1時間48分、会津若松市内~新潟空港が2時間半弱。
また福島県内だけでなく、途中の津川インターや安田インターなどにも停車する。
現在、新潟空港からは、国内線8路線、国際線4路線が定期便として就航しており、今年10月30日には新潟~香港線も新規就航する。新たな高速バスの登場により、沿線の住民は、こうした定期便をさらに利用しやすくなったといえる。
一方、空港から観光地などへの二次交通の整備は、昨年春、LCC(格安航空会社)であるピーチ(新潟~関西)の就航を機に本格整備が始まった。現在、県の補助を受けながら、民間会社などにより、「瀬波温泉」、「佐渡汽船ターミナル」、「月岡温泉」、「弥彦・岩室」などが運行されている。
また、今年8月22日に日本経済新聞(新潟版)によると、新潟空港発着の空港定額タクシーが10月から始まる。阿賀野市や新発田市など、8エリアが定額の対象で、太陽交通グループ(新潟市)が運輸局に申請をしたという。
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