燕三条 工場の祭典が 今年も10月3日から6日に開催

会見で今年の抱負などを語る斎藤実行委員長

今年はオフィシャルブックを発売

燕三条地域の工場や農園、グッズショップなどが参加して、ものづくりなどの現場を体験できるイベント「燕三条 工場(こうば)の祭典」が今年も10月3日から6日に開催される。7回目となる今回は、過去最大となる113の企業や団体などが出展する。また、4日からは地域の道の駅などで、オフィシャルブックを税込2000円で発売。これは初めての取り組みで、コアなファンづくりを進め、燕三条地域のさらなる知名度向上を図る。

オフィシャルブックには、職人の仕事風景の写真やインタビューから地域のグルメガイドまで幅広く掲載している

工場の祭典は地域内にある工場、耕場、購場という3つのKOUBA(こうば)を開放し、地域の魅力を味わってもらうことが目的だ。3日に開催した記者会見で、斎藤和也実行委員長は、「普段見られないKOUBAの日常を体験して、値段以上の価値を体感してもらいたい」と強調した。会期中は参加企業や駅などで、無料のマップ(A3サイズ)や各工場でのイベントスケジュールを記載したフライヤーを配布する。

一方、オフィシャルブックには、不織布製のトートバッグもセットした。ブック、バッグ、マップともに工場の祭典のシンボルであるピンクのストライプを施した。バッグはマップが丸々入る大きさで「祭典に来た人に街中でバッグを肩からかけてもらい、祭典が開かれていることを視覚的に周りへ伝えて、来た人自ら広告塔になってもらうような効果も目指している」(斎藤実行委員長)という。ブックは、東京・代官山のT-SITE蔦屋書店で販売しているほか、4日からは燕三条駅の観光ポータル施設「燕三条Wing」や「道の駅燕三条地場産センター」でも発売する。

オフィシャルブックと付録のトートバッグは、ピンクのストライプでデザインを統一した

祭典ではガイド付きのオフィシャルツアーや、各工場でのレセプション、全国各地の工場見学イベントとコラボした「産地の祭典」も実施する。

A3番のマップは開くと参加工場の所在地が一目でわかる。イベントスケジュールを記したフライヤーもセットだ

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